あんな色、こんないろ その4
絵の具の色名には、クロム酸化物を原料とする透明性のある緑色の「ヴィリディアン」がありますが、通俗的な慣用色名には、緑ガラスの壕の色からつけられた「ボトルグリーン」があります。
日本で、無条件に緑と呼ばれる範囲には、だいたい右のような固有色名があげられ、これ以上青味が加わると、もはや植物の緑色とは縁がなくなってきます。
日本画の岩絵の具に「緑青」という名前があります。
名前の通り、草木の緑よりは青っぽいといえるかもしれません。
「銅青」ともいわれ、塩基性炭酸銅を主成分とする顔料です。